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7月24日 2017 in Venezia

サンタ ルチア駅に着いてまずは水上バス、ヴァポレットのチケットを買う。
列車が着いたばかりだからか何箇所もあるチケット売り場はどこも長蛇の列。
自動販売機があったので夫がトライして無事ゲット。
ヴァポレットの乗り場も混雑していてここでスリに遭遇。
実はミラノの地下鉄でもスリにあいましたが取られる前に気がついたので未遂に終わらせました。
こちらが気がつくとさっと電車を降りて逃げますね。若い女性でした。
ヴァポレットの乗り場もの方も若い女性。バッグがモゾモゾとしたので振り返るともっと前に行かないから当たったんだ、というようなことを言う。手口がわかっていたので夫に「この人スリだから気をつけて」と囁いた。
夫のバッグのチャックが開いていて気がつくのがもう少し遅かったらやられてましたね。

混雑の乗り場で20分ほど待ったでしょうか?
やっとヴァポレットに乗れました。が、その時大雨が降ってきました。
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ホテルのある駅で降りたはいいけれどものすごいどしゃ降りで駅から出て行けません。
駅の前のお店も雨宿りの人々でいっぱいです。
2, 30分待ってみたけど止みそうにないので意を決して駅を出て濡れながらホテルに到着。
駅からすぐのところだったので助かりました。
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リアルト橋のすぐそばの歴史ある建物の最上階4階にあって部屋の家具は19世紀のものなんだそうです。
床が傾いています(笑)

荷物をほどいていざ!
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12年前もここ通ったね、その時と全く同じだね、あの塔も傾いてたよね、と言いながら歩きました。
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小さな橋がいくつもあります。
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最初の目的はこのサンヴィダル教会で開催されるインタープレティー・ヴェネツィアーノのコンサートのチケットを買うこと。
12年前に聴いてとても良かったのでまた聴いてみたかったのです。
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この日のチケットを買って、アカデミー橋の方へ。
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これも12年前、いや何百年も前からずっと同じ景色なんですね。

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橋を渡って歩いているとゴンドラを作っているのかな?修理してるのかな?
こういう風景もずーっと変わらないのでしょうね。

コンサートのあるサンヴィダル教会の近くで食事をしようということで戻ってきました。
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教会の中ではコンサートのリハーサル中でした。
この男の子が真剣に見ていて可愛かったです。
将来音楽家になるかも、ですね。

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教会の前のトラットリアのテラスでムール貝のスープ、ラザニア、シーフードパスタなどを食べました。

そして9時開演、8時半開場ということで教会に入りました。
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この日のプログラムはヴィバルディとタルティーニの弦楽合奏の他にヴィバルディのフルートコンチェルト「ごしきひわ」とピッコロコンチェルトでした。
ヴァイオリン4, ヴィオラ1, チェロ1, コントラバス1, チェンバロ1の総勢8名が弦楽合奏の人数です。
小さな教会の響きに合わせて作り込んだ美しい響き、卓越したテクニック、息のあったアンサンブル、駆け抜けるようなスピード感とダイナミックス、言葉では説明できなですがまたまた感動の時間でした。

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中央は最後の曲ピッコロコンチェルトを吹いたフルーティスト。
まろやかな音色、超絶技巧だけど簡単に吹いてるような素晴らしい演奏でした。

アンコールは弦楽、ヴィバルディの四季の中の「夏」。これがまた感動的で日本に帰ってきた今でも頭の中で再現中です。

明日は違うプログラムなので絶対明日も聴こう!と夫と二人で感動の余韻に浸りながらホテルまでの広場や路地を歩いて帰りました。





by TakakoTina | 2017-08-05 06:23